セルロースファイバーとは天然木質繊維の断熱材です。もっと簡単に言いますと新聞紙を粉砕しホウ酸を混ぜ合わせてつくられた断熱材です。
ちなみにホウ酸と聞いてホウ酸団子やうがい薬をイメージされ、化学品と誤解されている方が多いのではないでしょうか。
実はホウ酸のホウ素は元素番号が5で、ダイヤモンドに次いで熔解温度が高く、軽くて強い自然物質です。
繊維内に無数の空気層を有した断熱性、バーナーを当てても表面が炭化する耐火性、シロアリやゴキブリを寄せ付けない防虫性、充填比重が高くピアノ室にも使用される防音性、壁中結露を防ぎ木造の躯体を守る透湿性、自然物質としての安全性など機能面ではずば抜けた断熱材といえます。
私どもが提供するセルロースファイバー断熱の住まいでは、就寝時の温度が25℃であればたとえ無暖房でも翌朝の温度は16℃以上。
現代ではほとんど使用されない『わら』という素材。 先人の人達は『わら』の特性に目を付け、編んで表をつけ床に敷いて畳とし、 束ねて屋根を葺き、 厳しい寒・暖・湿から身を守っていました。その発想を現代の建築に活かしたのがセルローズファイバーです。 木質繊維という天然の素材を使い、木材資源保護のためリサイクル紙を使用。 限りある資源を有効に活用するといった新しい関係が始まっています。
弊社では、皆様よりご質問・お見積もりなどなど随時承っております。
自然素材リフォームで不明なことや・コストの相談など何でも結構です。
お気軽にお問い合せください。