横須賀市の介護用アプローチ造作外構工事
2017/10/19
今回ご紹介しますのは横須賀市で行った車椅子でも自走できるアプローチ造作工事です。
古い戸建ての場合、玄関の土間・玄関ポーチ・門扉から道路といった数々の段差は、車椅子や杖を使用する高齢の方々や障害持つ方々が積極的な活動を行ううえで大きな障害となります。
また、そういった方々の介護をされる方なども高齢化が進んでいるため、こういった段差の解消は介護者の負担軽減にもつながると思われます。
今回のご要望も、高齢なお母様に積極的に外出してもらいたいという思いとご自身の体力とをお考えになられたものでした。
◆施工前
屋内のフローリングレベルと全面道路のグランドレベルの段差は50cm。
車椅子で自走可能な勾配を1/12と考えると6mといった長さのアプローチが必要になります。
◆施工中
門塀解体、植栽を撤去、既存の庭を掘削し勾配をとったコンクリートの土間を打設。
耐久性やメンテンンス性を考え、デッキは樹脂リウッド材、システムアプローチはアルミ材の商品を選択しました。
◆施工後
アプローチの長さを確保するために、L型のデッキにスロープを接続しました。
掃き出し窓とデッキのフローリングレベルを合わせる事により、屋内外の出入りも容易にできるようになりました。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。