マンションのカビ対策リフォーム~完工~
2013/08/07
茅ケ崎市のマンションでカビ対策のスイス漆喰左官工事を完工いたしましたのでご紹介いたします。
住宅では戸建て・マンションに関わらず、間取りにより通気の悪い場所、つまり湿気だまりが必ずあります。
場所としては北側の部屋や水廻り・廊下などが多いようですが、換気扇による機械的な水蒸気の排出よりも自然で効果が高いのが珪藻土や漆喰などの昔ながらの土壁になります。
ただ、珪藻土は調湿効果は漆喰よりも高いのですが飽和状態が続くとカビが生えてしまいます。
カビに強い漆喰は石灰が原料でアルカリ性ですが、弊社で使用するスイス漆喰はカビが生息できない強アルカリ性のため自然素材として安全性が高いだけではなく、カビ対策や調湿といった機能面でもすぐれた内装材と言えます。
◆スイス漆喰材
材料としては価格的に自然素材の珪藻土よりも3割ほど高いのですが、鮮やかな白色と独特な清潔感のある香りが人気で洗面脱衣室やトイレなどの水廻りで良く使用されます。
◆下地左官
既存の天井・壁が塗装仕上げでしたので、モルタル系の下地材を左官。 新規のプラスターボードでしたら直接左官できます。
◆仕上げ左官
珪藻土の場合は固まるのが遅くやり直しができる事から、リフォーム費用のコストカットなどでセルフビルドをお薦めするケースも増えていますが、漆喰は必ず左官職人に任せていただいております。
最近、左官職人と称してタイルやクロスの職人が片手間に入られている会社も多いようですが、仕上がりがまったく違うんです。
◆アフター
壁はウェーブパターン・天井はフラットパターンで左官仕上げを行いました。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。