雨漏れ補修とシロアリ駆除3!
2011/12/21
雨漏れ補修とシロアリ駆除3!
◆今回は雨漏れ補修とシロアリ駆除のご紹介です。
木造住宅で雨漏れや湿気などで躯体が腐食するとその腐食菌を食べにシロアリが発生します。 日本で多く見られるシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリですが、ヤマトシロアリの場合は上へあがらず食害も比較的に小規模ですみます。 これがイエシロアリの場合には、どんどん上へあがり、あちこちの材へとトンネルをつなげ上階の床や躯体を支える柱や梁や胴差なども含め大規模な食害になります。 湿気が高く壁や床の仕上げ材の痛みがはげしい場合や雨漏れなどにより天井や壁のシミがどんどん大きくなっている場合などは一度ご相談ください。
二手に分かれて雨漏れ調査をします。 外からピンポイントで水をかけて中から確認するといった地味な作業ですが、時には一日がかりでもしっかり行い原因をはっきりさせてから補修します。
雨漏れ調査をしっかりせずにあやしい所をコーキングをして済ませてしまうケースがあるようですが、これが外壁がサイディングの場合は非常にまずいんです。 家の構造としては侵入した水が防水層を滑り落ち下に抜ける構造になっていますが、かえって水が抜けづらくなり躯体の新たな腐食をまねきます。
手間はかかりますが必ず原因をしっかりと調査したうえで補修を行います。
今回は屋根と壁の板金部分から雨漏れの箇所が発見されました。 雨漏れ箇所をコーキングで塞ぎ、あらたな水の浸入を防いだうえでシロアリの専門家にバトンタッチです。
今回はイエシロアリでした。
次回もご覧ください。